2026 年1月25日(日) 、オンラインにて岩井文男在エジプト日本国大使を登壇者にお迎えし、横浜ユネスコ協会特別講演会 『日本とエジプトのパートナーシップ』を開催しました。
本講演会では、現地に絶大な支持を持つアラビストとして長年中東における日本の国際協力、平和構築にご尽力されている岩井文男大使から、次の二点、1.日本の文化外交(現地での日本の伝統文化の体験や紹介)、2.日本の現地に対する国際協力(エジプトにおける人材育成やインフラ整備)、 2.中東における日本の平和構築の協力についてご教示していただきました。
参加者からは「日本がエジプトの教育問題に力を入れているのは新しい発見でした」「岩井大使が保育園や幼稚園の現状を大変よくご存知のため驚きました」「現地の人々の生活にまで配慮されており、新しい発見となりました」「ご報告の中の「観光情報」から、日本とエジプトの具体的な支援と成果がどう影響しているのかが分かりました」「以前から興味を持っていた駐エジプト日本国大使から直接現状を聞けて嬉しかった」「以前JICAのGEM事業に少し携わったことがあり、今般の開館を嬉しく思っております。岩井大使から文化支援も含め日・エジプトの協力を網羅的にお話をお伺いでき、大変勉強になりました。また、エジプトの日本への期待はまだまだ大きいと再認識しました」という感想をいただきました。
申込者が70名となった本企画。余談とはなりますが、岩井文男大使にはコロナ禍の2021年に鎌倉ユネスコ協会主催「アースデイ鎌倉」にご登壇していただきました。当時、感染症対策による大規模な人の移動や大学の活動、生活の営みの制限がある中、学生のみではなく、教職員自身が不安を抱える毎日ではありましたが、(コロナ禍に落ち着きが見られた時期に)登壇のために一時帰国してくださった岩井大使の講演は言葉に出来ないほど、学生への希望を与えてくださり、また企画した私自身にとっても励みとなりました。アースデイ鎌倉から5年後の企画として、中東情勢が深刻な状況の中、再び岩井大使に登壇をしていただきましたが、長年、日本と中東の平和構築のために現地でご活躍されている大使による鋭い分析、また大使が平和構築に関する報告をされる際、発せられる言葉と言葉の秒間からも歴史深いアラブの重みと深さも感じ取ることができました。
お忙しい中、ご登壇してくださった岩井文男駐在エジプト日本国大使、毎日調整をしてくださった同大使館の館員、横浜ユネスコ協会関係者らに心より感謝申し上げます。
(文責:堀尾 藍)
<登壇者紹介>
岩井 文男(いわい ふみお)大使
1960(昭和35)年9月13日生まれ
1984(昭59)年3月 京都大学法学部卒業
1984(昭59)年4月 外務省入省
在エジプト駐箚特命全権大使(現職)。在イラク大使館特命全権大使、国際平和協力本部事務局長、在サウジアラビア駐箚特命全権大使等を歴任。長年、外交官として第一線で国内外の平和構築にご尽力。