中東戦争を機にパレスチナではイスラエルによる入植が継続し、パレスチナ人は中東諸国に避難民として生活を強制させられている。
また2023年10月7日に勃発したハマスーイスラエル戦争が勃発し、現在、イスラエルによる攻撃により、学校・病院等に対する攻撃が行われており、多くの子どもが虐殺されている。外国特派員協会にてワリード・シアム駐日パレスチナ大使は「病院は機能しておらず、犠牲者さえ収容できない。長年、「ガザは天井のない牢獄と称されている。イスラエルは民間人の識別を行なった上で攻撃をしていると主張しているが、多くの犠牲者は民間人である」とスピーチし、多くのメディアが国際社会に向けて報道する。同大使は平和的な解決を訴えている。
本国際シンポジウムでは在レバノン日本国大使、在パレスチナ日本国大使等を歴任された大久保武大使を迎え、有識者と共にパレスチナの現状、課題解決について議論し、問題提起する。また、歴史的建造物の破壊についても国際社会に訴える。
横浜ユネスコ協会主催 緊急国際シンポジウム
「パレスチナにおける人間の安全保障」
開催日時:2024年11月23日(土)18時~20時半(予定)
開催場所:横浜開港記念館 (会場100名) *ハイブリット開催
https://www.kaikokinenkaikan.com
<対象>
中高校生等。学生・大学院生、 NGO・国際機関 関係者、一般等
<参加人数>100名 (予定)
<登壇者>
・大久保 武大使
早稲田大学政治経済学部卒。駐パレスチナ日本国大使、駐レバノン日本国大使等を歴任。中東では現地に寄り添った大使として、絶大な支持を持つ(X のフォロワー数は8.3 万人)。近年では中東に関する執筆活動やメディアにも登場し、中東和平に向けたプロセスにて欠かせない存在。
・パレスチナ関係者(TBA)
・清田 明宏氏
高知医科大学(現・高知大学医学部)卒業。ハーバード大学大学院国際保健プログラム・リサーチフェロー。
国連パレスチナ難民支援機構(UNRWA)保険局長。ヨルダン在住。長年、パレスチナ難民の保健医療支援に従事。第18回(2015年)秩父宮妃記念結核予防国際協力功労賞を受賞。
・堀尾 藍
明治学院大学大学院国際学研究科修了。アフリカ・中東における基礎教育をテーマに研究。東京大学大学院総合文化研究科常勤。学長直轄フェリス女学院大学ボランティアセンターのコーディネーター(次席)等を歴任。横浜ユネスコ協会常任理事。一般社団法人アフリカ協会特別研究員及び委員、地球市民・倫理学会評議員、日本国際連合学会渉外委員等を務める。